今週の振り返りと展望(22/10/1)
今週は出る杭はことごとく打たれるチャートでした。今は日跨ぎで持ち越すのは避けた方が賢明ですね。
■日経平均
不規則な動きをしています。日単位で窓を開けているのは、完全に外国市場に踊らされており、日本株の方向性を見失っている状態です。また、最近の日本時間の海外先物は当てにならないですね。
■S&P500
こちらはキレイに波打ちながらの右肩下りです。チャートでみるとほとんど同じ動きをしており、開始から反発して上昇するも、2-3時間で下げに転じてマイナスとなっています。これが5日のうち4日で繰り返されています。
今週の始値は3677・終値は3585、トータルで2.5%の下げですが、感覚よりも下げていない、と感じた方も多いのではないでしょうか。市場の悲観的ニュースに比べると、実のところあまり下がっていません。
■米10年債利回り(1ヶ月)
こちらは1ヶ月のチャートです。キレイに右肩上がりで今週ついに4.0を突破していますが、そこから少し下げて横ばいとなっています。
こちらは1週間のチャート。何度か上がりかけるのですが、直ぐに萎えてますね。そろそろ上値が重たくなってきたようにも見えますが、果たして。
■ポンド円(1ヶ月)
こちらは1ヶ月のチャート。今週は暴落がありましたが戻してきましたね。今週で6%以上も値動きしています。
今週はFRB関係者がことごとく利上げ継続の啓蒙活動があり、センチメントを負かしてきました。
今月半ばから米国の決算発表が始まります。それまでの2週間にいろいろと発表があるかもしれないので個別ニュースにアンテナを貼っておきましょう。
今のような下落相場では、ここ10年間のやり方とは異なる戦略が必要となります。基本はキャッシュポジションを取ることがセオリーですが、下げ相場で資産を保つ、増やす考え方も学んでおくと良いと思います。
良書のザ・トレーディングは既にお読みでしょうか。相場が回復するときにむけて、時間があるときに読まれておくと良いと思います。
このようなときこそ、自己投資に目を向けましょう。
計画的に資産を形成し、将来の安定を築きましょう。
※ 本ブログ記事は投資その他の行動を勧誘する目的で作成したものではありません。投資の最終決定はご自身でご判断いただきますようお願いいたします。本コンテンツの情報は私の理解や憶測で記載しており、情報の確実性を保証したものではありません。
本日のマーケット(22/9/30)
まずは昨日の米国株の結果です。
前日の上げを打ち消すマイナスからのスタート。反発しながらも下げ止まらず、大きなマイナスとなっています。短期ショートの確定に振り回されてるように見えます。
本日の日本株です。
ずるずると単調に下げており、特に山場を迎えることもなく下げ終わりました。今の状態だとなかなか入りづらいですね。
セクター別。
不動産が耐えていますが、ほぼ全てのセクターが下げており、特に自動車関連株が暴落しています。いまから来月の米国の決算が怖いですね。アク抜けとなればよいのですが。
日本株終了後に米国の先物は上昇しており欧州株もプラス開始でしたが、欧州CPIの結果を受け昨日の終値まで並んでしまいました。ユーロ、ポンドも下げています。
米国も株から資金が撤退しており、投資する理由を見失っていますね。ショートが積み上がっており、そろそろ来週どこかで大幅な反発はありそうな気はしますが、明確な材料がない限りトレンドは変わらないと思われます。
今回のような下落相場では、ここ10年間のやり方とは異なる戦略が必要となります。基本はキャッシュポジションを取ることがセオリーですが、下げ相場で資産を保つ、増やす考え方も学んでおくと良いと思います。
良書のザ・トレーディングは既にお読みでしょうか。相場が回復するときにむけて、時間があるときに読まれておくと良いと思います。
このようなときこそ、自己投資に目を向けましょう。
計画的に資産を形成し、将来の安定を築きましょう。
※ 本ブログ記事は投資その他の行動を勧誘する目的で作成したものではありません。投資の最終決定はご自身でご判断いただきますようお願いいたします。本コンテンツの情報は私の理解や憶測で記載しており、情報の確実性を保証したものではありません。
本日のマーケット(22/9/29)
まずは昨日の米国株の結果です。
昨日は英中銀の国債買で大幅に上昇しています。10年債利回りが下落し、小型株が特に上げています。
本日の日本株です。
本日は権利落ち翌日のため、実質は上記よりプラスの結果となっています。日経平均ですと200上増相当で約450も上昇しており、昨日の米国株の上昇を受けて大きくあげています。
昨日に権利取りに踏み込めた方は正解でしたね。ただし、既に先物が大きく下げており、本日利確していないと明日は下げてくるかもしれません。
米国株同様に小型株が大きく反発。この波に慣れている人は強者ですね。
セクター別。
ほぼ全てのセクターが上昇していますが、海運が大幅に下げています。やはり配当以上に下げてしまいましたね。
現在、欧州株がマイナススタートとなっています。このところの欧州の動きは要チェックですね。
夕刻から米10年債利回り3.83と恐怖指数31.86と微増しており、日米の先物も下落していますので、まだまだセンチメントは不安定で飛び込みづらい状況が続いています。
一般NISAの方はこちらの記事もご参照ください
こちらの本は伝説と言われる投資家たちが大切にしている投資スタイルを学ぶことができる良本です。自身のスタイルを見直すキッカケにオススメです
計画的に資産を形成し、将来の安定を築きましょう。
※ 本ブログ記事は投資その他の行動を勧誘する目的で作成したものではありません。投資の最終決定はご自身でご判断いただきますようお願いいたします。本コンテンツの情報は私の理解や憶測で記載しており、情報の確実性を保証したものではありません。
本日のマーケット(22/9/28)
まずは昨日の米国株の結果です。
結果だけ見ると前日と大きく変わらずに見えますがチャートは大きくボラっており、下げ圧力が強いことが伺えます。開始前のビットコインや恐怖指数から先物は大きくプラスで始まりましたが、半ばから大きく下落。FRB関係者の発言も下げを後押ししたように思います。
本日の日本株です。
昨日の米国株の結果と時間外のiPhoneニュースを受けて米国株先物とともに大きく下落。最後に1%ほど戻しましたが場中は一時、日経平均が-600も下げています。
セクター別。
あえていうとパルプ紙と医薬品が少し上昇していますが、今日も海運と不動産が大きく下落。明日は海運がどれだけ下がるのか懸念されます。
当面は買えない状況が続いていますね。恐怖指数もズルズルと上昇しており、当面の反発があったとしても基本はフェイクだと思った方が良さそうです。
10年債利回りはついに4.00をマークしました。
昨日、ノルドストリームが破壊されており、欧州の厳しい冬が長引きそうです。
今回のような下落相場では、ここ10年間のやり方とは異なる戦略が必要となります。基本はキャッシュポジションを取ることがセクターですが、下げ相場で資産を保つ、増やす考え方も学んでおくと良いと思います。
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本日のマーケット(22/9/27)
まずは昨日の米国株の結果です。
昨日は開始からプラスに転じて反転するかと思われましたが結果は下げで終わっています。セクター別ではエネルギーや不動産が売られており、生活品などのディフェンシブが強かったですね。
本日の日本株の結果です。
前日が米国先物の下げを織り込んでの暴落であったため、こちらは米国に反してプラスになってます。今朝からビットコインが急上昇しており、その景況も上昇気流になったと思われます。開始前の先物から、もう少しマザーズは伸びるかと思われましたがあまり伸びませんでしたね。
セクター別です。
セクター別というより権利落ちに向けた心理戦が繰り広げられていた気がします。下げ止まったとの判断で拾われていますね。
本日もいくつか米国指標が発表されますが、現時点のビットコインや恐怖指数、権利落ちを考えるとよほどのサプライズじゃないと明日も底堅く上昇と思われます。
こちらは伝説と言われる投資家たちが大切にしている投資スタイルを学ぶことができる良本です。自身のスタイルを見直すキッカケにオススメです。
FIREを目指している方は年金についてもお気をつけください。
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本日のマーケット(22/9/26)
本日の日本株は3連休明けで大きく窓を開けて下げとなりました。
いずれの指数も大きく下げており、値上がり:値下がりは1:7となっていますり開始からズルズルと下げていき、止まることなく後場に入って一段とさげています。しかしながら、まだ6月の底値までは距離がありますね。
セクター別です。
まずはエネルギーが最も下げており、関連株は5-10%近くの下げ。商社もやられて4-5%下げ。あとは自動車関連も3-5%下げています。
今日の結果は先週末から予定通りの結果なので皆さんも覚悟していたと思います。
本日はポンドが急落しています。仮に救済としてイレギュラーな利上げが発動するようなことになると暴落のリスクが懸念されます。
現時点でビットコインは上昇中。恐怖指数は32まで上がってきているのでヒリヒリしてきました。前回6月の34を記録するか注目です。
今から欧州株の行方と今晩のS&P500が3660を切るかが一つの分かれ目になるかと思います。
今年のような下落相場では、ここ10年間のやり方とは異なる戦略が必要となります。下げ相場で資産を保つ、増やす考え方も身につけましょう。
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計画的に資産を形成し、将来の安定を築きましょう。
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生涯FPを策定する:老後2000万円問題
こんばんは。わさびです。
何かを成し遂げたい時に最初にゴールとマイルストンを設定することは実現性を高める上でとても重要です。ゴールのないマラソンほど辛く非現実なものはありません。
そのため、資産形成における最初の一歩は生涯のファイナンシャルプランを策定することになります。
お金は沢山あるに越したことはないですが、各人の環境やライフプランに沿った現実的なゴール・目標を設定しましょう。
将来は不確実であるので目標を見誤ることや前提や制度が変わることがあります。ですので、正しさを追求しすぎて立ち止まるよりも少し保守的にでもざっくりと見積り、適宜見直しながらアジャストしていくことが良いと思います。
マイルストンを設定するにはゴールから逆算することがセオリーです。そのため、以下のようなステップで考えます。
① ゴールとなる状態を設定する
② 必要支出を算出する
③ 収入、資産の内訳を算出する
④ 収入、資産の実現方法、マイルストンを策定する
まずはゴールの設定から行います。ここでは金額は見積もりません。状態のみを定義します。
基本として人生を終えるまでお金に困らないというのは最低限の共通事項だと思います。今回は子孫に対する遺産相続などは考えず、自身または夫婦の生涯に閉じて考えます。
平均寿命は85歳なので、できれば余裕を持って90-95まで困らない状態をゴール設定としたいところです。困らない状態の定義も人によって様々です。また、現実的にいつまでに仕事をリタイアしたいか、も大切なポイントです。
次にSTEP2として、ゴールを踏まえ必要支出を洗い出します。生活水準や持ち家の環境、さきほどのゴールによっても大きく異なります。総務省調べでは、2021年の65歳以上の無職夫婦は月額224,436円と算定されています。
出所:家計調査報告
老後は収入が限られるため、支出を如何に抑えるかが重要です。今からミニマリストな生活を心がけて無駄な出費がなく満足できる生活水準を作り上げましょう。また、人によって大きく異なるのは住居費です。お気をつけください。
3つめのステップは、支出に対する収入源の内訳を当てはめます。まずは年金から当てはめてください。年金は生涯定額がもらえるため変動要素が少なく最も安定した収入源になります。自身の年金がいくらもらえるか必ず把握、算出しておきましょう。老齢基礎年金だけですと今は満期で77.8万円/年です。
次に、あれば資産による不労所得。最後に資産の切り崩し。資産の切り崩しは有限であり、いつまで生きるか不明な状態では最も不安定な要素になります。
前述のグラフでは年金が21.6万円/月となっており、年金以外に必要な収入が3.85万円/月となっていますので、年間だと46.2万、30年では1,386万円の不足になります。いわゆる老後2000万円問題はここから算出されています。
年金のご参考記事
最後にステップ4。ここまでで不足分が判明したと思いますので、収入をいつまでにどのように増やすかを考えます。年金であれば積立期間の延長または積立金額(年収)の増加、または受給開始の繰り下げ。不労所得または切り崩しであれば資産の構築。それでも足りなければ就労期間の延長となります。
ここでは退職と年金受給のタイミングが大きなポイントとなります。主要なタイミングとしては60・65・70・75が考えられます。たとえば60で退職して65で受給開始だったり、70まで就労後に70から年金受給、など。年金の繰り上げ・繰り下げ受給にも関わってきます。
ステップ3で例示した不足する年額46.2万円を不労所得で捻出できる状態を目指せると楽になるかも知れません。例えばこれは1540万のリスク資産による税引き利回り3%に相当します。ちなみに65歳までにこの状態を目指す場合、35歳から毎月3万円を30年間、年複利3%で積立てることで達成可能です。
年金だけで生活できる方は限られていると思いますので、リタイアまでに必要な資産を自分のケースに当てはめて算出し、計画的な資産形成を行いましょう。
大切なのは常に自分の達成したいゴールと現在の進捗、FPを意識しておくことです。
こちらの本は同じようにゴールを設定し、自分の立ち位置を明確にしたのち、どのように資産形成していくべきかを考えるのに参考になります。
計画的に資産を形成し、将来の安定を築きましょう。
※ 本ブログ記事は投資その他の行動を勧誘する目的で作成したものではありません。投資の最終決定はご自身でご判断いただきますようお願いいたします。本コンテンツの情報は私の理解や憶測で記載しており、情報の確実性を保証したものではありません。