今週の振り返りと展望(22/9/3)
昨夜の米国株は、やはり下げで終わりましたね。雇用統計が市場想定内に収まり、プラスで終わるかと思いきや、露ノルドストリームの停止継続を皮切りに高低差2%以上の下げ。きっかけは何でも良かったんだと思います。レイバーデー前に精算しておきたかったのではないでしょうか。
結果、先週のジャクソンホール会議でのパウエル議長のタカ派の発言を受けて今週もマイナスの一週間でした。ですが、木・金の底値が一旦の抵抗線になっているようにも見えますね。また、米国株の下落傾向に対して日本株は底堅いのが見てとれます。
■日経平均
■S&P500
今週の指数の動きですが、米国10年債利回りは右肩上がりでしたが、VIXと原油価格は下落傾向でしたね。ドル円は140円突破。
この調子であれば、来週以降はドル円はもう少しドル高に振れるかもしれません。株価は何か材料がないと下げ止まりそうにも思えますが、上値は重たいでしょう。
レイバーデー明けの機関投資家の動きは要注意ですね。大量のショートが何処かで仕掛けられるかもしれません。その場合は事前に少し上げてから落ちると思うので、短期的な上昇基調には気をつけたいところです。
来週はECBの政策金利後の動きに注視しています。あとはベージュブックやパウエル議長の発言が予定されていますが、さすがにジャクソンホール以降のサプライズはないでしょうね。まずは再来週のCPIに向けて0.75を折り込んでいく展開になりそうです。
最後に、来週の日本株はメジャーSQ週のため、米国株とは異なる動きをするかもしれません。気をつけましょう。
計画的に資産を形成し、将来の安定を築きましょう。
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